2011年06月19日

切ない別れ

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cocoちゃん外泊から病院へ戻りました。
今回はお熱を出すこともなく、
予定通りの外泊ができました。


3歳のお誕生日前祝いもできたし、
ゆったり楽しく家族で過ごすことができて、
私たちにとっても幸せな時間でした。


来週の月曜日、
cocoちゃんは3歳の誕生日を迎えますが、
検査を行う予定です。


その検査の結果により、
薬による治療が始まることになります。


免疫抑制療法というお薬の治療は、
半年から一年と長いスパンで診ていくのですが、
7割の人が完解するといわれています。
ただ再発する人もいます。


cocoちゃんの場合、
血小板などの数値が下がりすぎないよう
慎重な治療が必要とされます。


主治医の先生、臍帯血のことも調べてくれて、
臍帯血を公的バンクに入れることはできるが、
静岡県内の病院で採取を行っている医療機関はないとのことでした。


リストを見せて頂くと、
確かに静岡の病院はなく、
近郊で神奈川や東京、名古屋などがありました。


仮に東京の病院で臍帯血を採取してもらうということは、
その病院までママが行って出産しなければならないということです。


臍帯血の私的バンクもありますが、
費用が高額であったり、
もしその会社がつぶれてしまったら?ということも考えられます。


いずれにしてもママのリスクも大きすぎ、
主治医の先生とよく話しあって、
臍帯血の採取は行わない予定でいます。


骨髄バンクを通して、cocoちゃんと一つだけ型が違う方が
50人ほどいることが分かりました。
でも家族以外の他人の骨髄を移植した場合、
やはり異常な反応を起こす恐れがあるため、
先生は大事をとってそちらは行わずに
お薬での治療を選択されました。


昨日の夜のこと、
19時ぐらいにふっと眠ってしまったcocoちゃん。
あ~このまま朝までぐっすりかななんて思ったら、
19:30には目が覚めてしまい、
どうしよう20時の面会終了まであとわずか。


別れが辛くならないよう、
ママが一所懸命寝かしつけましたが、
やっぱり眠ることができず。


やむなく看護師さんと変わってもらったのですが、
「ママ帰らないの~cocoちゃんも行く~」
と言って大泣きでした。


泣き声を聞きながらの別れはとっても切ない。
思わず涙が流れました。


でもその時の看護師さんがメモを残しておいてくれて、
あの後5分ぐらいで泣きやんで、
ママとパパが明日来るよっていうことは分かってくれたそうです。


そのあともなんどか寝付けずに起きましたが、
看護師さんとお話したりして過ごしたそうです。
こういうメモがとっても嬉しかったりします。
看護師さん、ありがとう。


切ない別れ


お兄ちゃんもcocoちゃんが帰ってくるのを
首をなが~くして待っています。


自宅に帰ってくるとあまりにも静かですが、
お兄ちゃんと二人、
お家の中をピカピカにしておかないとね。


なんでcocoちゃんがこんな辛い思いをしないといけないの?
これからどうしていったらいいの?
って、自問自答、虚しさに包まれたりします。


すべてはcocoちゃんの病気を治すという思いだけ。
ときどき、その信じる思いがガタガタ揺らいだりしますが、
皆さんの励ましもあってどうにかこうにかやっています。


家族の力はとてもわずかなものかもしれません。
皆さんのお力をお借りする時がくるかもしれません。
どうか、cocoちゃんの病気が治りますように☆


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Posted by ソフィアパパ at 17:57│Comments(0)再生不良性貧血
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