2017年02月16日

遺族の会

娘と息子の病院で開かれた、
遺族の会へ妻と参加してきました。


久しぶりにくる病院。
妻はkaiくんと外来に来ていますが、
この日は表からではなく裏から入りました。


いつも、
入院しているcocoちゃんの面会に来ると、
この入り口から入って名簿に名前を書きます。


見慣れた長い廊下を通って、
左へ曲がって、
売店の前を通って・・・


約2年経とうとしていても、
フラッシュバックしますね。


そしてあぁcocoちゃんはもういないんだと、
悲しい気持ちになります。


参加された他のお母さんもおっしゃってました。
この入り口、この廊下を通ると思いだして辛いと。


きっと参加したかったけど、
病院に行くのが辛いから参加できないという方も
いらっしゃったと思います。


それだけセンシティブな集まりなのですね。


お世話になった職員さんに挨拶して、
お子さんを亡くされた家族が数名グループになって、
お互いの気持ちを分かち合います。


涙ぐんで話せなくなったり、
時にはこんなことあったよねぇと笑いあったり。


あぁ今ここにこどもたちも来ているんじゃないかなって、
そう思いました。


私たちのこと話してくれてるよーって、
皆でお空から見守ってくれてたんじゃないのかな?


こどもたちはもういない。
けれども私たちは生きていかなければいけない。


そのヒントを探しにいったような気がします。


もう2年近くたつと、
なかなかcocoちゃんのことを話せる人も
周りには少なくなってきます。


それは寂しいけど、
でもまたこうして病院へ戻って
職員さんや遺族の方たちと会うと、
あぁこどもたちの思い出はここにあって、
確かにこどもたちはここで生きていたんだなぁと実感します。


そしてまだ今も、
病気と闘っているこどもたちと家族がいます。


少しでも痛いの辛いのが少なくなるようにと思います。


泣いたら、
またそれが支えになり、
皆さんの存在が励みとなり、
また生きていこうと思えるようになったのかもしれません。


娘が元気だったら、
絶対出会わなかっただろうなぁ。


cocoちゃんはどんなメッセージを残したかったんだろう?
答えは出ないけれど、
パパは気長に考え続けてみようかなぁ。


献血できる機関が探せます→http://www.jrc.or.jp/donation/ 骨髄バンクへの登録の仕方が分かります。

Posted by ソフィアパパ at 11:51│Comments(2)
コメントありがとう♪
なつかしくて・・辛い場所ですね。
悲しみは変わりませんが、自分だけでなく同じ思いをしてる人が
いるということは、少しは力になるのでしょうか。

「何事もない」ということが奇跡なのだという言葉を読みました。
本当に、当たり前に朝おきて、ご飯を食べて・・・ということは
当たり前ではなく、奇跡なのだと思います。
Posted by きなこ姫きなこ姫 at 2017年02月25日 23:31
オカチャン
遅くなりました…
力に励みになるんですよ。
皆んな辛い思いをしてるんだって知ると、また頑張らなきゃなって思うんです。
日々感謝ですよね。
Posted by ソフィアパパソフィアパパ at 2017年03月05日 21:20
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    コメント(2)