お茶事

ソフィアパパ

2007年10月25日 23:54

今晩は、漁師さんのご友人に招かれ、「茶事」へ出席してきました。
ママはつわりが落ち着かないのでパパだけ
いわゆる4畳半ほどの茶室で、お茶をたてて頂いて、「けっこうなおてまえで」っていうアレです。
今回4人招かれましたが、全員がほぼ初めての経験だったので、
それほど堅苦しい会にはならず。
それでもはじめての経験なので、緊張しました~



茶室は4畳半。灯りはろうそく2本しかなく、薄暗い中で進行します。
お茶会ってお茶を立ててそれを頂くだけかと思っていたのですが、
この日は晩の会だったので、茶懐石も頂くことができました。



懐石なので一品ずつ運ばれてきて、主賓とのやり取りもあります。
ご飯は3度運ばれ、初めはちょっと芯があるもの、2度目はしっかりと蒸されたもの、
最後はこげがあるものを汁だけで頂く。ご飯の味をしっかりと楽しむためだそうです。
ご飯が運ばれる間には魚や煮物など運ばれます。
ご飯は一口残すことで、もう結構ですという気持ちを表すとか、
主賓が各々に取り配る必要がないよう、「あとはこちらで(配りますからお気遣いなく)」などの
言葉を添えたりと、いや~ふかいふかい世界なのですね~



茶室内もうっすらとろうそくの灯りがともされるだけ・・・
静かにひっそりとこの雰囲気を味わう。なんとも贅沢な会です。



お茶を頂くのは最後の最後。
17:30に会が始まり、お茶を頂くのは20:30ごろ。
ゆっくりと時間が流れます。
お酒が振舞われるので、お話しながらこの場を楽しみます。
お茶は濃茶から薄茶へ。
濃茶は確かに濃かったですが、苦すぎず飲みやすかったです。

こんな経験、しようと思ってもなかなかできるもんではないでしょう。
地元の若い男性が、お茶を習いたいとこちらのお宅へ通われているそうです。
下田の男たちは、こんな繊細な一面も持ち合わせているのですね。
いい経験をしました♪


関連記事