間もなく一年
4月16日はcocoちゃんの命日です。
毎月の月命日にはお寺さんに行ったり、
cocoちゃんの好きだったあんこのお菓子を買ってきて、
お供えしたりしていました。
一周忌・・・。
あれから一年が経ったんだ。
一年前の今日、cocoちゃんはまだ生きていました。
病棟とPICUを行ったり来たりしながら、
必死に毎日を懸命に生き抜いていました。
・・・何かを書こうとしましたが、
何も浮かんでこない・・・
ただ茫然としてしまいます。
cocoちゃんのことを思うと
ポロポロ涙がこぼれます。
時が経って癒えるものはないと思います。
ただ会えない時間が長くなって、
さらに辛くなることもあると思います。
同じような経験をしていない方に何を言われても
ピンと来ないことがあります。
それは概してこちらを諭そうとする方。
娘さんは頑張った、それが運命だったんだよ。
頭では分かります。
でも娘を亡くした親の心境として、
頑なにうんと言えない自分がいます。
自分が死ねば良かったのにと思います。
あんなに必死に生きていた娘を生かしてあげたかった。
同じように病気等でお子さんを亡くされた方と話しをすると、
スッと心に入ってきやすいのです。
同じように辛い思いを背負って、
毎日普通の顔をして生きている。
そういう方たちの存在があるということを知ると、
とても励まされます。
なかなかそういうのは普通に接していては分かりませんから。
そういうものなんだと思います。
コメント書きにくくなったかもしれませんが、
皆さんのコメントは受け止めています。
でも決して諭そうとしないでください。
cocoちゃんが亡くなった後も、
色んな方に声をかけて頂いたり、
よくしてもらいました。
kaiくんと同級生のお母さんの中には、
お兄ちゃんやお姉ちゃんが
cocoちゃんとも同級生だったという方もいます。
今回のテレビでの放送も、
そうしたお友達や先生をはじめ、
たくさんの方にご覧になって頂いたそうです。
cocoちゃんの生きた証、
それを支えて下さった皆さんの生き様を
伝えて頂けて良かったと思います。
kaiくんは進級して年中さんになりました。
驚いたことにcocoちゃんと同じ組になりました。
cocoちゃんもきっと喜んでいることでしょう。
たまにkaiくんはcocoちゃんとお話しています。
ご飯の時、隣の方を向いて何やら話をしていました。
まるで見えているかのように。
買い物に行ってカートに座っている時、
いやに右側に座るので真ん中に座りなよと言うと、
隣にcocoちゃんが乗っているんだよと言います。
今日はcocoちゃんが大好きだった看護師さんが訪ねてきてくれたのですが、
今朝玄関の電気がバチバチなっていたようです。
きっとcocoちゃんも喜んでいたのだと思います。
cocoちゃんの話をしている時、
何となく傍にいるのかなぁと感じます。
あぁcocoちゃん。
何してるのかなぁ。