がんばらなくてもいいんだよ

ソフィアパパ

2011年11月01日 22:37

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今日はkaiくんをばあばにお願いして、
ママとパパでcocoちゃんのもとへ。


たまかずらさんから涙をみせないでねとお言葉があり、
気をつけていたのですが・・・。


病室に入るなり、
両方のまぶたがぷっくり膨れ上がり、
体のあちこちから管がでている姿を見て、
思わずママと涙ぐんでしまいました。


昨晩はママが寝かしつけて帰宅したのですが、
その後「ママはどこ~!!」と大泣きだったそうです。
別人?というぐらいの腫れ方だったので、
相当泣いたんだろうなぁ。


気を取り直してcocoちゃんのところへ行くと、
「cocoちゃん、頑張ったのよ」と言っていました。
ママがいなくて寂しかったね。


点滴の副作用によりお熱が39度台まで上がっていましたが、
次第に低下してきて、
今日の帰り際は36度台までになっていました。


お熱があってだるいだろうなとは思ったのですが、
お昼寝をしてしまうと、
また昨日みたいな感じで夜中に起きても可愛そうなので、
DVDをみたり、粘土をしたり、塗り絵をしたりして遊んでいました。


そのうちマルマルモリモリを見ながら踊ったり、
おやつも卵なしケーキをペロリ平らげて、
元気そうな様子もみせてくれました。


今日大変だったのは、お薬を飲むこと。
昨日ちょっと味の変なお薬を飲みました。
それはcocoちゃんの体にとってとても大切なお薬です。


それからお薬を飲むことを
ものすごい勢いで嫌がるようになりました。


今まで粉薬は普通に口の中に入れて飲むことができていたのに、
今日は口を閉じて眠ったふり。
無理に飲ませようとすると、
「いやぁぁぁ~!!!」と泣き叫びます。


味が嫌だったのか、
お薬を飲んだ後から熱が出たからそれが嫌だったのか・・・。
大事なお薬は点滴から入れることも可能ということで、
その方法で行ってもらいました。


夕方、いつも遊んでもらっている保育士さんが
お部屋に様子を見に来てくれてお話をしていた時のこと。
保育士さんのお話を聞いていて、
ハッとすることがありました。


頑張ってるねとか頑張ろうねとか、
何気ない一言を親がかけることで、
こどもはうんと頑張ろうとする。


でももう頑張りすぎて限界だよってなると、
今日みたいな形で抵抗することがあるかもしれませんね。


「cocoちゃん、エライね~頑張ったね」
思い返せばよく私たちがかけていた言葉だと思います。


cocoちゃんはその言葉にこたえようと、
必死で頑張ってきたのだと思います。


でもなんでこんな痛い辛い思いしてまで、
なんでまだ頑張らなきゃいけないのって、
口にできない分、
お薬を拒否するっていう形で爆発したのかもしれません。


そのことに気づけなくってごめんね。
入院して治療するだけでもとっても負担なのに、
さらにcocoちゃんに負担をかけてしまっていました。





後でcocoちゃんが落ち着いたころ、
「cocoちゃん痛いね辛いね。
 頑張らなくていいからね。
 泣きたい時は思いっきり泣いていいんだよ。」
って伝えると、うんうんとうなずいていました。





病棟には本当にいろんなこどもたちがいます。
髪の毛がない子も、
お話が難しい子もいます。


でもその子や親たちから、
それから先生や看護師さんから感じること、
それは生きようとする力です。


どんなに困難な壁にぶちあたっていたとしても、
ここの病棟には生きようとする
すごいパワーがみなぎっているのを感じます。


だからみんなの目がキラキラ光って、
輝いているのだと思います。


点滴はあと3日。
お薬を飲めるようになるといいな。


生きよう!!!


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